今回は
という疑問に答えていきます。
こんにちは!yukiです。
僕は14卒として就活をしていましたが、見事に挫折。その後、我究館というキャリアデザインスクールで就活のノウハウを学び、大学を休学してアフリカバックパック等の様々な経験をしました。
その後就活をし、10社選考、7社内定という結果を得ることができました。
その後人材会社に入り、様々な学生さんと会ったり、登録数10万人くらいの就活サイトを運営する中で日々就活を科学しています。
就活は、もちろんノウハウだけではないけど、僕が早い段階で”就活の本質”みたいなものを学んでいたら違った道も選べたのかなと思い記事を書いています。
この記事を読めば、納得する自己分析ができ、この先の自己PR作成や、選考対策に向けて大きく前進することができます。
長い構成になっているのですが、
自己分析のゴール設定や、目的、手順が曖昧だったり、ふわっとしているものが多かったので、本当に使えるものを作りました。
今回の記事で得られること
- 自己分析のゴールがわかる
- 自己分析の本質的なやり方が理解できる
一度で終わらそうとせず、少しずつでもいいので継続して取り組んでもらえたらきっとうまくいくと思います。
では、内容に入っていきましょう。
本質的な自己分析の方法【内定に一歩近づくSTEPを伝授】
自己分析とは?
自己分析は、過去のイベントを整理して、自分の価値観を明確にすること、と僕は考えています。
具体的にどういうことかというと、
僕の場合10年以上テニスをしていたのですが、
10年以上テニスをしていたというイベントに対して、
なぜ続いたか?→テニスは自分で練習すれば強くなることに魅力を感じていたから
なぜ魅力を感じていたのか→成長に対しての喜び・仲間と一緒に成し遂げる優越感があったから。
日々の仲間との思い出作りが心地よかったから。
というふうに整理して、
成長に対して魅力を感じる
仲間と一緒に喜びたい
思い出や経験を蓄積したい
という価値観をだしていくことです。
簡単に言うと、今までやっていたことをだしていって、なぜ?などの質問を通して自分ってこんな人なんだ!という価値観をだしていくは作業です。
結構難しく考えてたけど、とりあえず価値観が出せればオッケーなんだね
自己分析のゴールと必要性
自己分析のゴール
転職活動でも自己分析は必須なのですが、
就活では現時点での価値観を出して、自分が行きたい業界・職種を明確にすること
がゴールになります。
就活では、自分が入りたい会社を選別して、内定を獲得することが目標ですので、明確にすることが大切です。
じゃぁ就職って絶対しないといけないの?
個人的には就職しないって選択肢もひとつの答えだと思うよ!自分が今したいことに素直になれることが大切なんです!
また、会った人や体験などを通して考え方は変わっていくものなので、何回も自己分析をやっていく中で新しい発見をしていくことも大切です。
僕は、テニスコーチになりたい→運動を支援する人になりたい→運動を支援する人を増やすために会社の根幹に関われる人になりたいといった形で変わっていきました。
サッカーの本田圭佑選手が小学校時代から変わらない夢を追っていたという話が有名ですが、それだけ変わらない考え方を持ち続けることは難しいのです。
一回限りで終わらせず、日々「こうだっけ?」と思ったら答え合わせをするように、繰り返し自分と向き合っていくようにしましょう。
自己分析の必要性
自己分析はやる必要ありますか?という質問もよく受けるのですが、結論として自己分析は必須です。
自己分析をしなくてもうまくいくタイプの学生さんもいますが、それは日頃から自分を考える習慣があるから、というパターンが多いです。
詳しくは”本質的な自己PRの書き方”の記事を見てほしいのですが、
自分が納得する就活をしたい!
志望企業から内定を獲得したい!
と思う人は必ず自己分析をするようにしましょう。
そうすれば魅力的な自己PRを書けたり、スムーズに選考を進めたりできるようになります。
【テンプレだけでは受からない】本質的な自己PRの書き方 | yukilog
日々就活生をみていると、何かしたいけど何をしたらいいのかわからない、どんな順番で取り組めばいいのかわからないという人が多い!また、自己PRのテンプレを使えばいい!のような本質的ではない切り取られた話が多いので、この記事ではどんな考えを持って自己PRに取り組めば良いか、を紹介していきたいと思います。
yukilog.tokyo
自己分析に使う時間配分
今回5STEPをお伝えしますが、それぞれにどのくらい時間をかけてほしいかを少し紹介します。
ワーク名 | 所要時間 | |
---|---|---|
STEP1 | モチベーションワーク | 1〜2時間 |
STEP2 | 過去ワーク | 2〜3時間 |
STEP3 | 現在ワーク | 2〜3時間 |
STEP4 | 未来ワーク | 2〜3時間 |
STEP5 | 就活ワーク | 5〜6時間 |
合計所要時間は12〜17時間程度、です。
1日〜2日でいっぺんにまとめてやることをおすすめしますが、集中力続かないという人は
各ステップで分けて実践していって下さい。
自己分析実践編
前置きが長くなりましたが、ここから実際に自己分析をやっていきます。
今回の自己分析では全部で5STEPに分けて紹介しています。
量が多いな、、と思う人もいるかもしれませんが、僕が絶対にこれは必要だ、と思い選別したものになりますので、是非やりきって下さい。
自己分析をしっかりやれるかどうかが本当に内定への分かれ道なのです
それでは行きましょう!
モチベーションを上げる
まずは自己分析のゴール、なぜやらないといけないか、を整理して自分のモチベーションをあげていきます。
準備運動しない状態でいきなり試合をやっても結果は出ません。
自己分析も同じで、しっかりと気持ちを整えることが大切です。
また、自己分析をやっていると「なんでやってるんだっけ?」と迷走をしてしまうことがあります。
そのときに、もう一度ここで書いたことを見返して、原点回帰できるようにする、という意味で素直な気持ちを書いていきましょう。
ワークシートはこちらからダウンロード
work1.pdf
ワークシートの設問内容
- なぜあなたは自己分析をやるのですか?
- 自己分析をしたあと、どんな風になっていたいですか?
- 自分の夢は何ですか?
- なりたい像はどんなか/あこがれの人は誰か
- 手に入れたいもの・やりたいこと・与えたいもの
過去を整理する
ここからはワークの本題に入っていきましょう。
まずは過去ワーク。ここではあなた自身を理解するために過去を整理していきます。
価値観は昔の経験や環境から形成されることが多いため、過去を整理するのはとても大切です。
過去ワークでは、
経験してきた種類で整理するワークと時間別で整理していくワークの2種類を用意しています。
意識するポイントとしては、「素直になること」です。
このワークの目的は、自分のコアとなるような体験を出すことにあります。だから偽った自分を出しても意味がありません。
誰しも人に言いたくないような体験もあると思います。そんな時は自分専用の誰にも見せないノートを作りましょう。
僕も就活時は専用ノートを作って、親にも見せられないようにしていました。
過去ワーク整理内容
好きなこと楽しかったこと・辛かったこと悔しかったこと・自分の長所短所・自分の好きなところ・嫌いなところ
小中学校・高校・大学×一生懸命だったこと・挫折した経験・協力してなにかを成し遂げた経験・結果を残した経験・リーダー経験・自分と違う人と交わった経験・影響を受けた経験
共通点にチェックをつける
一覧として出せたら、つながりがる、共通点がある項目に赤ペンなどでチェックをつけていきましょう。
例えば、
高校の時部活をやりたいと思った経験と
小学校の時の習い事を始めたきっかけ
が似ている、というような感じです。
共通点を出していくことで、あなたがどんな考えを持っているか傾向を出すことができます。
過去の経験から気づきをまとめる
共通点を見ていく作業まで終えたら、最後に書き出してみて気づいた点を5つにまとめましょう。
どうしても5つは多い!という人は少なくても問題ありません。
まとめる、という行為がここでは大切です。
ワークシートのダウンロードはこちら
work2.pdf
現状を整理する
過去が整理できたら、次は現状を整理していきましょう。
過去ワークで出したものはこの章でも使っていきますので、いつでも出せる状態にしておいてくださいね。
この章では整理、自己認識、客観認識の3要素について取り組んでいきます。
自分の周りの状況を整理します。特に人間関係やあなたの気持ちがどうなのかということを整理していきます。
自分で自分がどのような状況なのかを認識します。主観で物事を捉えます。
自分以外の客観的な意見としてあなたがどんな人なのかをみていきます。
仲の良い友達にインタビューしてみてもいいですし、難しいという場合はOfferBoxにある適性検査をやってみても良いです。
キミスカやマイナビなんかでも適性診断は提供していますね。
客観的な視点を入れて自己認識とどれだけ”ズレ”があるかを見ていきましょう。
共通点、相違点にチェックをする
過去ワークと同様に、整理、自己認識の章それぞれで自分が似ているなという部分にチェックをつけていきましょう。
次に、他己認識で回答をもらったものと、自己認識で答えたものを比較して、一致しているもの異なるものにもチェックしていきましょう。
過去ワークと比較をして、気づきをまとめる
ここまでできたら、自分がどんなことを考えていて、他人からどのようにみられているかがある程度見えてきている状態です。
最後に、過去ワークでまとめた気づき、チェックした共通点と比較して、過去は引きこもりがちだったがで今はアクティブになっている、それは高校の部活がきっかけだったから、のようにまとめ、プラスして気づいたことを書いていきましょう。
ワークシートのダウンロードはこちらから
work3.pdf
未来を描く
最後に今までの自分の価値観に対しての気付きを踏まえて、あなたがどんな人間になっていきたいのかを考えていきましょう。
未来ワークは就活での自己PRで何を言うかにもつながってくるため重要です。
しかし、ここでは自己PRで言いたいことを書く、のではなくあくまで素直な自分を書いていきましょう。
ワークは3種類あります。
何をするにも、これだけは譲れないという部分があると思います。
そういった、なにかを叶える上でベースとなる考え方を整理していきます。
何を目指したいのかを具体的な場面や環境から考えていきます。
野望をどのように叶えていくのかを具体的な順序で考えていきます。
ワークシートのダウンロードはこちらから
work4.pdf
就活と重ねる
ここまでお疲れ様でした!
最後にあなたが一番興味のあるワーク、就活について触れていきます。
このワークでは実際にどんな会社を選んでいくべきなのかを分析していきましょう。
ロードマップを見返して、あなたはどんな業界、職種を選択すべきなのか、なぜそう思うのかを中心に整理をしていきます。
どんな会社に行くべきなのか(具体的でなくても良い、複数でも全然おっけー)
なぜその会社なのか、なぜその職種なのかを中心に整理をしていきます。
どんなことができれば働いて成功なのかを中心にあなたの最終的なゴールについて整理をしていきます。
現状と理想のギャップを考え、それを埋めていくためにどんなことが必要なのかを整理していきます。
ワークシートのダウンロードはこちらから
work4.pdf
まとめ
少し自分のことをわかるようになりましたか??
今回は自己分析の方法をしっかりまとめていきました。
どんなやり方でも自分が納得する形で終われば正解です。周りと比較してどうしても自己嫌悪になってしまうときもあるかもしれませんが、
あなたには今後長い人生が待っています。
だからこそ今しっかりと何をしたいかを考えて、前に進んでくれたらとても嬉しいです。