【面接の回答例あり】長所の真面目や愚直さを自己PRするときの伝え方

真面目を具体的な表現で伝える

例:
×…私の長所は真面目なところです。

真面目や愚直さは、固定概念が強い長所です。
プラスの要素もありますが、場合によっては自然とネガティブに捉えられてしまうことがあります。
その為、面接時には、具体的にどのような真面目さなのか愚直さなのかを伝えるようしましょう。

例;
◯…私の長所は、組織に尽くす真面目さです。
◯…私の長所は、一度決めたらやり抜く真面目さです。

具体的な行動を起こして、何かに取り組んだ経験を伝える

例:
私の長所は、一度決めたらやり抜く真面目さです。
長所を発揮した経験として、大学時代にボーリングで全国3位になった経験があります。
私は高校のときに野球部に所属していましたが、大学に入り野球を引退しました。
10年以上続けていた野球を辞めたことで夢中になることがありませんでしたが、
ボーリングを本格的にはじめてからは週に5回通いはじめました。

真面目さや愚直さは他の学生も使えるごく一般的な長所です。
その長所での差別化をはかるために、具体的に何かに取り組んだ経験を伝えましょう。
真面目さや愚直さをアピールするときには、あなたが積極的にとりくみ、継続した経験や
仕事等で圧倒的に成果を出した経験
を伝えるようにしましょう。

どのように改善をしたか、取り組んだのかを伝える

例:
最初のアベレージスコアは120くらいでしたが、まずはプロの投げ方を研究しました。
youtubeでフォームを真似しながら練習をすることで170くらいまでスコアを上げることができましたが、
満足がいかず、ボウリング場に通っているプロの方に声をかけ、投げ方を教えてもらいました。
そのおかげもあり、スコアが200になりました。最終的には、自身のフォームをビデオで撮影し、
様々な人と一緒にボウリングをして投げ方を学んだり修正することで220まで上げることができ、
大会でも全国3位の結果を出すことができました。

真面目さと愚直さは、どれだけ細かく改善をしたか、どれだけ熱心に取り組んだかが重要視される長所です。
そのため、どれだけ行動したか、どれだけ上を目指していたのかを中心にアピールするようにしましょう。
また、その時の行動として、主体的に行動したものを中心に話すように心がけましょう。
企業は受動的な人より、主体的な人のほうが一般的に求めています。
行動量を伝える中で、あなたが主体的にどのように考えて、どのくらい行動したのかが
伝わるように伝えていくようにしましょう。

仕事にどのように活かせるのかを伝える

例:
私は、長所を活かして、何事にも徹底して行動する営業マンになりたいと思っています。
仕事では、達成するためには、何が必要かを考え、時には不器用な部分もあるかと思いますが、
徹底的に改善を繰り返すことで結果をだし、周りにも刺激を与えられるよう担っていきたいと思います。

面接では、「この人は仕事ができる人なのか」が最重要視されています。
そのため、あなたの真面目という長所が仕事にどのように活きるのか、のあなたの考えを伝えるようにしましょう。
ここでは、熱意を魅せることが重要ですので、表情等話す雰囲気にも気をつけて下さい。

真面目さが短所になることも理解する

真面目さや愚直さは、短所として見られてしまうケースが多い長所です。
真面目さの短所としては、

  • 表情が暗い
  • 考察力が弱い
  • 進むことしかできない

等です。
これらが欠点として伝わってしまうことを防ぐために、

  • 論理的に考えて行動したか
  • 明るく振る舞うこともできるか
  • 人間らしい一面

を面接では工夫しましょう。
何か困難な状況から、「とにかく行動しました!」「自分が1番になることを重要視しました!」のような表現・伝わり方では、
「この人は、会社に入って周りの人とうまくやっていけるかな…」とマイナスの判断をされてしまいます。
一度立ち止まって考えたエピソードや、周りを気遣った、一緒に行動した経験を伝えるようにしてみるとうまくいくことが多いので
アピール内容を考える時は参考にして下さい。

例文まとめ

私の長所は、一度決めたらやり抜く真面目さです。
長所を発揮した経験として、大学時代にボーリングで全国3位になった経験があります。
私は高校のときに野球部に所属していましたが、大学に入り野球を引退しました。
10年以上続けていた野球を辞めたことで夢中になることがありませんでしたが、
ボーリングを本格的にはじめてからは週に5回通いはじめました。
最初のアベレージスコアは120くらいでしたが、まずはプロの投げ方を研究しました。
youtubeでフォームを真似しながら練習をすることで170くらいまでスコアを上げることができましたが、
満足がいかず、ボウリング場に通っているプロの方に声をかけ、投げ方を教えてもらいました。
そのおかげもあり、スコアが200になりました。最終的には、自身のフォームをビデオで撮影し、
様々な人と一緒にボウリングをして投げ方を学んだり修正することで220まで上げることができ、
大会でも全国3位の結果を出すことができました。
私は、長所を活かして、何事にも徹底して行動する営業マンになりたいと思っています。
仕事では、達成するためには、何が必要かを考え、時には不器用な部分もあるかと思いますが、
徹底的に改善を繰り返すことで結果をだし、周りにも刺激を与えられるよう担っていきたいと思います。