【自己PR】コミュニケーション能力をアピールするときの伝え方と例文

企業が求めるコミュニケーション能力とは?

企業が求めるコミュニケーション能力とは、どのような能力になるのでしょうか?そもそも自己PRをするときに企業が求めていない能力をアピールしてしまったら
どんなに良い話し方をしても高評価を得られることはありません。
まずは一つ一つの言葉の定義を明確にしていきましょう。
企業が求めるコミュニケーション能力とは、喋れること、ではなく相手に気を使って先回りをして円滑にコミュニケーションを進められる能力です。
仕事を行うときに、様々な人と仕事をする機会があります。特徴的なのは、自分が好きな人とも嫌いな人とも仕事を一緒にする可能性があることです。
そのため、アピールする内容を選ぶ時は、
コミュニケーション能力を通して円滑に物事を進められているか
を確認するようにしましょう。

基本的な型を抑えよう

自己PRをしていくときに、まずは基本的な型を作って、そこから自分なりにアレンジをしていきましょう。
守破離の考え方から、まずは基本はなにかを意識しながら言いたいことを整理しましょう。
自己PRの流れは基本的に、
結論→経験→課題→対策→結果→第二結論
です。
この流れにそって自己PRを書くようにしましょう。
結論 「私は誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力があります。」
経験 「元々引っ込み思案だった私の状態を両親が高校のときに留学を支援してくれました。」
課題 「外の世界を見てみたいという気持ち半分と怖い気持ち半分でいったため、最初は課題だらけで周りと全くコミュニケーションをとることができませんでした。」
対策 「1ヶ月が過ぎたころ、私はこのままでは何も達成できないで終わってしまう。と思い、言い訳をせずに無理矢理にでも1日1回ずつクラスメートに話しかけるようにしました。」
結果 「すると皆とても優しく話せないこと等関係なしにとても優しくしてくれました。それがきっかけになり語学をもっと勉強して周りと仲良くなりたい、と思い猛勉強し、今では英検1級、TOEIC950点をとれるようんになりました。この経験をきっかけとして私は、先入観にとらわれずどんな人とでも積極的にコミュニケーションをとれるようになりました。」
第二結論 「コミュニケーション能力と言ってもまだ様々な人と仲良くなれる、というだけです。しかし、仲良くなることで様々な情報を聞き、それがきっかけで休学をしたり人とつながることはプラスになることだらけでした。仕事でも私はいろいろな人とはなし、情報を獲得し、お客さんに私から最高のプランを提案できるような営業マンになりたいと思っています。」
課題と対策を書くときは、特に5W1Hが伝わるように意識をしましょう。
What:試合で負けた
When:高校生のとき
Where:留学先
Who:自分
Why:このままではだめだと現状に対して悔しさを持った
How:1日1回クラスメート全員に話しかける

コミュニケーション能力の自己PR例文

私は誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力があります。
元々引っ込み思案だった私の状態を両親が高校のときに留学を支援してくれました。
外の世界を見てみたいという好奇心半分と怖い気持ち半分でいったため、最初は課題だらけで周りと全くコミュニケーションをとることができませんでした。
1ヶ月が過ぎたころ、親からの支援をしてしまっているのに、このままでは何も達成できないで終わってしまう。と思い、言い訳をせずに無理矢理にでも1日1回ずつクラスメートに話しかけるようにしました。
すると皆とても優しく話せないこと等関係なしにとても優しくしてくれました。それがきっかけになり語学をもっと勉強して周りと仲良くなりたい、と思い猛勉強し、今では英検1級、TOEIC950点をとれるようんになりました。この経験をきっかけとして私は、先入観にとらわれずどんな人とでも積極的にコミュニケーションをとれるようになりました。
コミュニケーション能力と言ってもまだ様々な人と仲良くなれる、というだけです。しかし、仲良くなることで様々な情報を聞き、それがきっかけで休学をしたり人とつながることはプラスになることだらけでした。仕事でも私はいろいろな人とはなし、情報を獲得し、お客さんに私から最高のプランを提案できるような営業マンになりたいと思っています。

コミュニケーション能力はある程度あって当たり前かもしれない

もしもあなたが営業を目指しているのであれば、コミュニケーション能力はある程度あって当たり前のスキルかもしれない。
営業はお客さんと話すことが仕事なのだからです。つまり周りの学生もあなたのようなコミュニケーション能力があるかもしれません。
差別化をするためには、数字や客観的な指標を用いて、あなたのコミュニケーション能力を高めるために行った行動をアピールするようにしましょう。

面接で「コミュニケーション能力」を自己PRするときのポイント

コミュニケーション能力は、「本当にコミュニケーション能力が高そう」と面接の場でも面接官に思われないといけません。
そのためには、

  • 相手に「人柄」を全力で見せる
  • その中でも礼儀正しさを意識する

ようにしましょう。初対面の人に、コミュニケーション能力があると思われるのはとてもむずかしいことですが、第一印象は最初の3秒で決まるとも言われています。
自己PRを話すときに相手に納得してもらうためにも、第一印象を大切にしましょう。
また、あまりにも明るく接しすぎると、せっかくのコミュニケーション能力が「ちょっと子供っぽい」と思われてしまうため、メリハリをつけて話すように心がけましょう。

グループディスカッションで「コミュニケーション能力」を自己PRするときのポイント

コミュニケーション能力がある人は、周りの意見を汲み取ろうとしがちです。
グループディスカッションで評価される部分として

  • 主体性(適度に発言をしているか)
  • 周りの意見を聞いているか
  • 情報集約能力

があります。
コミュニケーション能力をアピールしたい場合は、
あえて自分が発言すること
を意識し自分の意見を相手に知ってもらうことに気を配りましょう。

書類選考で「真面目さ」を自己PRするときのポイント

コミュニケーション能力は書類選考では伝わりにくい能力の一つです。
そのため

  • 結論から述べる
  • 考えた課題、行動の結果を数字を用いて説明する

ことを意識しましょう。
数字を用いなければ、コミュニケーション能力は書類選考ではうまく伝わりにくい長所でもあります。同じアピールをしている人が多くいるためです。
そのため、数字や客観的な指標をいつもより多く取り入れることであなたにしかない「オリジナル」の経験をアピールすることができます。
圧倒的な成果が出ている場合は結果をうまく伝えていきましょう。圧倒的な結果がないよという場合は、プロセスにおいてうまく数字を盛り込んでアピールをしていきましょう。
また、課題に対する対策をなぜ考えたかも織り交ぜていくことで「もっと聞いてみたい」と思ってもらえるようにしましょう。

面接で本領を発揮しよう

コミュニケーション能力は、面接でこそ「本当にコミュニケーション能力がありそう」と認められる長所です。
そのため、書類選考で「行動ができる人」という印象を抱かせて通過し、面接であなたの人柄を全面に出すような戦略を立てましょう。
あなたがアピールしたい能力によって、それぞれの選考で何を伝えたいかを明確にイメージすることは大切になってくるので、覚えておくようにしましょう。