
こんにちわ!@かとさんです。
今回は、自己PRの書き出しについて解説をしていきたいと思います。

かなりピンポイントなテーマですが、書き出しを甘く見ていると知らぬところで痛い目にあうことがあります
自己PRの書き出しの重要性がわかる
自分なりの書き出しができるようになる
記事の信頼性/自己紹介
僕は14卒として、絶対内定を出版しているキャリアデザインスクールへ入り、一日10時間くらい自己分析を半年間行いながら、就活のノウハウを徹底的に学びました。
しかし就活に納得できず、休学を選択し、学生団体・休学インターン・ヒッチハイク・アフリカバックパック等様々な経験をした後、就活に再挑戦、実績としては10選考7社内定を獲得しました。
縁あって今は年間10万人が登録する就活サイトのマーケティングの統括をしています。就活の業界等の知見はある程度持っているため、”後悔のない就活”をモットーに質の高い情報を提供出来ればと思っています
自己PRの書き出し3つのポイント

自己PRにおいて、書き出しはとても重要です。

え、なんで?

人事は採用の時期は本当に忙しいし、大手だとエントリーだけで数万なんてこともあるんだ。
そんな中で一人当たりの書類・ESに書けられる時間は本当に限られます。だから書き出しの第一印象がとても大切なんだ!
企業があなたと最初に出会うのが自己PRなのです。
自己PRのポイントは全部で3つだけです。
ベタよりキャッチーに書く
結論を端的に言い切る
曖昧な言葉はなるべくさける
ベタよりキャッチーに書く
選考官は多くの書類を見ています。そうなると、サークル、部活の経験や留学等様々ない経験がありますが、
多くてもだいたい10パターンくらいの中に収まります。つまり、あなたと似たような経験は他の就活生もしていると思ったほうが良いです。
そのため「あなたにしかない要素」を「ユニークに」書くようにしましょう。
☓私の強みは諦めない心です。
◯私は何事もポジティブに変換し愚直に取り組むことができます。
強みとなる要素を一段階掘り下げて書くことでユニークな強みになります。例ではポジティブに変換という要素を入れることで、ただ愚直に頑張るだけではなくなるため、オリジナル性が増します。
結論を端的に言い切る
最初の一文はなるべく短く結論を語りましょう。
より多くのことを詳細まで語ろうとするあまり無意識的に文章が長くなる人が多くいます。
最初に一番コアとなる部分を端的にまとめ、言い切ることを意識しましょう。
「◯◯だと思います」よりも「◯◯です」といい切ったほうが好ましいです。
☓私は主将を務めたテニス部において、全員の意見を集約することで団結力を高め結果を出した経験によりリーダーシップを身に着けました。
◯私は100名規模の部活でリーダーシップを身に着けました。
最初は結論をできるだけ端的に語ろう。端的に語ることでこれからあなたが言うことが何かを把握できるので、選考管も安心する。また、釈迦人は基本的に結論から話すコミュニケーションが求められるため、ちゃんと相手のことを考えているということも伝わる。
曖昧な言葉はなるべくさける
なるべく誰もが同じ解釈ができる言葉を使いましょう。
曖昧な言葉は思わぬ勘違いを生みやすく、抽象的になるので良いのか悪いのか判断がしづらくなります。
数字や客観的な言葉を使って相手に、ずれなく伝わるように意識をしましょう。
☓私の強みは、何事にも頑張り切ることができる部分です。
◯私の強みは、一度決めたら全員が納得するまでやりきる力です。
”全員が納得する”という具体的なゴールを伝えることで、どんな状態まで頑張るかが明確になります。このようにどのくらい?どこまで?という部分を正確に書き、より具体的に伝わるようにしましょう。数値等更に具体的な表現が使えればベストです。
なぜ自己PRは重視されるのか?
さて、書き出しのポイントはわかりましたが、これに加えて人事の考え方を知ることで更に良い自己PRを書けるようになります。
あくまで選考をしてくれるのは人事の人たちです。
人事が何を考えているのかを把握することでどんな部分を追加で気をつけるべきかをあなたなりに考えてみましょう。
努力したプロセスを知りたい
人事は、努力の成果の部分もみますが、ほとんどは結果を生み出すために行ったプロセス・行動を見ます。
会社において結果を出すことも大切だが、動き続けることがもっと大切だからです。
例えば営業では、
「新規開拓に強身を持ち売上を上げるタイプ」もいれば「既存顧客からの信頼を得て売上を上げるタイプ」もいます。
仕事では答えがない分方法は自由です。
そのため結果に対してどのように、どのくらい行動してきたかは企業はとても重要視しているのです。
思考・考え方を知りたい→企業での再現性をみたい
人事の採用基準は「うちの会社で活躍してくれそうか?」という点が必ず入ります。
そのため、学生時代の経験と仕事での活躍イメージを重ね合わせて選考では採点をします。
そのため、どんな考え方をするのか?という部分をアピールすることで企業に活躍のイメージをしてもらう事が可能です。
例えば、部活で成果を出すために頑張った場合でも、
「まずは自分が一番頑張れば皆がついてくると思った」のような考え方もあれば
「環境を変えることで全員のモチベーションを上げる」という考え方もあり、
同じ成果を出す場合でも考え方は人によって違います。
人事に正しくあなたの良さが伝わるためにも、なぜ?どんなことを考えたか?という部分は意識的に伝えていくようにしましょう。
自己PRの書き方がわからない人へ
そもそも自己PRの書き方がわからないという人に向けて、僕はPERP法という文章の型をおすすめしています。
PREP法では、
Reason = 理由
Example = 課題と解決プロセス/行動
Point = 再結論・未来へ
という順番で文章を構成していき効率的にあなたの自己PRの質を向上させていきます。
≪初戦敗退に慣れきった80人と変革を目指した3年間≫
”何をしたか”を伝える結論
高校時代にテニス部で主将を務めた。
やるからには、初戦敗退を繰り返すチームを「勝てる集団」に変えたかった。
さらっと意志と”課題”を伝える
そのためにしたこと。
1、主将として圧倒的な成果を残すこと
2、全員が頑張る仕組みを作ること
課題に対しての行動概要
1のために、部活とテニスクラブ計7時間の練習を1日も休まずした。校内戦では3年間150戦無敗だった。誰よりも頑張る姿を見せたかった。
2のために、定期会議で、各月・週・日の明確な練習目標を決め、効率的に技術を身につけてもらった。
課題解決のプロセス
結果として、団体戦で同校初の大会10連勝をし、県ベスト16まで進んだ。
結果やチームワークは、明確な目標と意識の変革から生まれることを学んだ。
結果と再結論
詳しい自己PRの書き方については別記事にまとめています。
こんにちは。@かとさんです。 今回は自己PRの書き方を解説していきたいと思います。 僕が知っている中での情報は …
書き出しを学ぶにはより多くのパターンを知ろう
いくつかポイントを解説していきましたが、もう一つ有効な手法が、他の就活生のESに触れることです。
他の人がどんな書き出しを使っているのかを知ることでどんなパターンがあるのかを学習でき、あなたの自己PRの書き出しを書くための材料になります。
サービスの紹介にはなってしまいますが、就活ノートなどでは大手企業始め様々な企業に通ったESを見ることができるのでおすすめです。
まとめ
今回は自己PRの書き出しについて解説していきました。
僕が書いたポイントも全然完璧ではありません。
試行錯誤を繰り返して、あなたなりの「これだ!」と思う答えを見つけられることで一番良いです。
自分なりにベストだと思う方法でESをブラッシュアップしていって下さい!