【メリットが大きい?】LCCで行く沖縄旅行での時間と値段の考え方

今回の沖縄旅行ではLCC(バニラエア)を使って移動をしました!沖縄に行くときにLCCを使ったのは初めてだったため思ったことをまとめたいと思います。

旅行の全容を見たい方は下記からお願いします。
【旅行】行ってわかった沖縄本島の歩き方

安いって本当?LCCとLCC以外との価格差

LCCはみなさんご存知の通り「安い」という感覚を持っていると思いますが、実際はどのくらい安いのでしょうか?
エアトリで実際に調べてみました。
9月の東京〜那覇間で調べてみると、

休日の15日(土)だと、
ジェットスター:¥12,320
スカイマーク:¥17,790
JAL:¥18,990
ANA:¥18,990

平日の12日(水)だと、
バニラエア:¥6,160
ジェットスター:¥8,420
JAL:¥9,090
ANA:¥9,090

※調査日時:2018年7月
でした。
LCCのほうが30%程度安いみたいです!もちろん季節にもよりますが、ハイシーズンになればなるほど価格差は開きやすいみたいです。
フライト時間等も各社違うため、滞在時間的に考えたらどちらが得か、みたいな部分は考えてみたほうが良いかなと思います。
ではもう少し具体的にLCCを選ぶべきなのか、を僕の沖縄旅行を例に考えていきたいと思います。

LCCのメリット・デメリット

【メリット】

価格が安い

最初にも書きましたがとにかく安い。これに尽きると思います。移動の間に贅沢な空間を〜等考えなければ全く問題ないと思います。
僕は移動等は2時間ちょっとだし、だったら節約で浮いたお金を食事へ…みたいな考え方を持っているためその場合はほとんどの場合LCCをおすすめします。
僕の場合7月のハイシーズンに沖縄いったこともあり、JAL・ANAと比べ、往復2人で4〜5万くらい安くなりました。

【デメリット】

遅延リスクが高い

人手が足りないのか他社と比べて飛行機が遅れることが多いみたいです。
実際に僕は沖縄では遅延に出くわしてしまいました。空港カウンターにて荷物預けをしようとしたら
「お客様大変申し訳ありませんが機材不良により遅延が発生しておりまして、10:50発から13:00発に変更となります」と…。
とても丁寧に接してくれたので良かったのですが、簡単に2,3時間遅れるんだーと思いました。結局旅行1日目はほぼ時間がないとなってしまったので
「久しぶりに休めたんだから絶対に遅れたくない!」という人はLCC以外をおすすめします。

こちらで各社の遅延率がでていたので引用させてもらうと、
LCCは15〜20%前後、主要大手は10%弱という遅延率ですね。
よく見てみるとピーチ航空は「機材繰り」の遅延率が他より圧倒的に高いのですね。これはやはり人材が少ないってことなのかな…?
いずれにせよ遅延率を少しでも下げて旅行を楽しみたいという人にとっては遅延確率を、10回に1回をとるか、5回に一回を採るか、、ということですね。

しかし、遅延率が高いLCCですが、「欠航率」はそんなに低くないのですね。これはなるほどと思いました。
遅れはするけど、いけないことは少ない、そんな存在がLCCなのですね。
多少は遅れてもいいからとにかく安くしたい!そんなあなたはLCCで決まりです。

設備が揃っていないことがある

今回は私はバニラエアを使って那覇までいきましたが、空港についてちょっと驚いたのが荷物の受け渡しでした。
みなさんは飛行機で預けた荷物を受け取りってどのようなイメージをしますか?

荷物受け取り
※引用:https://webmist.info さんより

おそらくこんなイメージをしますよね?那覇はこんな感じでした。

なんと手渡し!!
初めて経験しましたが、スタッフの方が一つ一つ荷台からおろして持ってきてくれるんですよね(スタッフさん大変そう、、)
なので通常より時間がかかったり、という細かい部分ですが、おそらくお金の関係でやむを得ず揃えられない設備が各所にありました。

LCCらしいなと思った部分

  • 那覇空港のLCCターミナルは倉庫(JAL等のターミナルからバスで移動してLCCターミナルに行きます)
  • チケットがレシートみたいな紙
  • 搭乗するときのチェックがゲート?みたいな感じではない

設備がないことにイライラしてしまいそうであればJAL・ANAを検討してみましょう!

※ちなみに沖縄に行くときは遅れる・行けない要因で台風もあるので、台風情報もチェックしましょう!

キャンセル料が高い

大手のANAは段階方式となっていて、フライトの日が近ければ近いほどキャンセル料金が高くなっていく仕組みになっています。
ANAキャンセル料金
55日より前の場合はキャンセル料金が0円なんですね!!

一方ピーチ航空は、なんといつキャンセルしてもキャンセル料100%です。
この差はとても大きいですね。
また、時間変更に関しても同様で、大手航空会社の方が融通がきくみたいですね。

オプション料金が高い

これは個人的にとても重要だと思います。
LCCだと手荷物以外の大きい荷物は基本的に有料です。
JAL・ANAは基本的に20kgまでは無料、それ以降は料金がかかるという仕組みになっています。
しかし、その気分で行くと痛い目に…!
僕は事前に20kgまで無料になるオプションを付けていたので安くすみましたが、
同時に受付をしていた両サイドのカップルが「え、そうなの?!」という顔をしながら高いオプション料を払っていました。
バニラエアの場合は重さに応じて超過料金が発生するみたいですが、当日に荷物重量の超過はなんと別途料金が発生する、というように
細かく料金が発生する場合が多いようです。
せっかくLCCで安く済んだのにオプションで大手とあまり変わらなくなってしまう、なんてことは避けるためにも、「総額でいくらかかるのか」を事前にチェックしましょう!
※余談ですが、バニラエアの場合「コミコミバニラ」というプランにすると、様々なオプションが安くなったりするのでおすすめです!

欠航時保証が少ない

遅延が発生するが欠航は少ない、と先ほど申しましたがそれでも万が一欠航になったら、、という不安があると思います。
ANAでは欠航した場合は、フライト料金はもちろんのこと、当日にかかるはずだった宿泊料や食事代等「旅行に対して」の損失額が保証されます。
ANAの欠航保証

一方、バニラエアの場合、「フライトに対して」の保証のみです。つまりフライトの代金は戻ってきますが、それ以外は保証がありません。
そのため欠航になった場合は基本的に他のお金は自身で負担しなければならないということになります。
安いが故に仕方ない、フライト料金だけ戻ってくるんだからまだ良いのではないか、と判断すべきなのか…。
絶対に損したくない!という人は大手を使うのもありですね。

まとめ

主にデメリットをメインにここまで書いてきましたが、僕はLCCを選択しました。そしてこれからもLCCを使うことも多いでしょう。
理由は何よりも値段です。遅延が多いと言っても10〜20%程度、遅延してしまったらそれはそれで別にやることだったりを考えればいいじゃんという考えなので、これからもっと発展してほしいなという意味も込めてLCCを肯定したいと思います。
旅にトラブルはつきもの。旅で起こるハプニングを楽しめるような心の余裕を持っていきたいなと思います!