【フェルミ推定とは?】例題と5STEPでやり方を解説!

こんにちわ!@かとさんです。

今回は、フェルミ推定をテーマに解説をしていきたいと思います。

yukiyuki

フェルミ推定って難しく考えがちだけど、本質を押さえればうまく選考を進めることができます

今日のゴール


フェルミ推定とは何かがわかる
フェルミ推定の解答を導き出すやりかたがわかる
企業の選考に自信を持って望める

記事の信頼性/自己紹介
僕は14卒として、絶対内定を出版しているキャリアデザインスクールへ入り、一日10時間くらい自己分析を半年間行いながら、就活のノウハウを徹底的に学びました。
しかし就活に納得できず、休学を選択し、学生団体・休学インターン・ヒッチハイク・アフリカバックパック等様々な経験をした後、就活に再挑戦、実績としては10選考7社内定を獲得しました。
縁あって今は年間10万人が登録する就活サイトのマーケティングの統括をしています。就活の業界等の知見はある程度持っているため、”後悔のない就活”をモットーに質の高い情報を提供出来ればと思っています

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フェルミ推定とは?

まずはフェルミ推定の定義からですね。

フェルミ推定(フェルミすいてい、英: Fermi estimate)とは、実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算することを指す。

まさにそのままなのですが、「莫大な数値」を「ロジックに基づいて予測すること」をフェルミ推定といいます。
例えば、東京都のマンホールはいくつあるか?日本の電柱の数は何個ですか?といった問題はフェルミ推定を使って問いていきます。

日本の企業でもこのフェルミ推定を出題している企業があるので、存在と対策を知っておくことは必要です。

フェルミ推定は意味がないとも言われている

フェルミ推定が流行った理由としては、googleが採用試験に導入下からだと言われていますが、
そのgoogleはすでに5年以上前に「フェルミ推定は意味がなかった」と言及しています。
しかし、日本の企業ではフェルミ推定を出題している企業はまだまだあります。
こういった事実を知っておくことは大切です。
https://www.j-cast.com/kaisha/2013/07/03178573.html?p=all

では、一見古いとも思えるフェルミ推定で企業は何を判断しようとしているのでしょうか?

企業がフェルミ推定で見るポイント

フェルミ推定の本質は、「考えるプロセス」にあります。
仕事において、漠然とした課題に対して仕事を任されることがあります。
例えば、「このサービスを良くしてほしい」と言った具合です。
そのときに、
良くするとはどういうことか
どんな目標を置けば進むか
という定義や要素を出して、適切に問題解決に向かう能力が必要になっていきます。
フェルミ推定とはそういった仕事において必要になるであろう能力を測っているのです。

考え方のプロセスを知りたい

フェルミ推定においてやってしまいがちなことは、「公式に当てはめる」ということです。
なぜだめかというと、企業は、「プロセス」を重視しているからです。
つまり、なぜこの式を使っているのか?という部分がない状態でただ公式に当てはめてしまうと「プロセス」が全くないモノになってしまうのです。
問題が与えられて、それに対して、「なぜ」「どんなプロセスで」解決していったかが重要なのです。

完璧は求めていない

プロセスを知りたいのと同時に、企業は完璧を求めてはいません。
むしろ全員にとって完璧な正解というものはフェルミ推定においては成り立ちません。(そもそも定義が曖昧なものに対して解答を求めているため)
フェルミ推定は仕事において、仮の正解を定め、全員で漠然としたものでも目標を持って仕事を進めていくために使用されます。
そのため、プロセスに加えて、全員が納得していることが求められます。
企業で出題されたときは、完璧さよりも、周りが納得するか、理解できるかという点を重視して課題に取り組むようにしましょう。

フェルミ推定が出題される企業

コンサルティングファーム

コンサルティングファームは、企業の経営課題を解決する仕事です。
経営課題はとても漠然としているため、定義が難しいですし、そんな顧客をたくさん抱えるのが仕事になります。
仕事において必須スキルとして、問題を要素分解する力やロジカルシンキングがあるため、採用段階でフェルミ推定を使って、問題をどのように認識していくかを把握したいのです。

投資銀行系

投資銀行は企業のM&A(企業の買収・売却)を担うこともある財務のプロフェッショナル職です。
M&Aは数字に対してとても高度な知識が必要になっていくため、コンサルティングファームと同じくロジカルシンキングがとても大切です。
投資銀行では、コンサルティングファームと同じように、業務で必須になるスキルがあるかどうかを判別するためにフェルミ推定を使っています。

フェルミ推定の対策・やり方

ではここからはフェルミ推定のやり方について解説をしていきます。
結論として、フェルミ推定は、5ステップでできます。

  1. 前提条件の確認
  2. 変数を出す
  3. 数値の代入・算出
  4. 独自の+α変数を考える
  5. 出題者の気持ちになって考える

フェルミ推定は考え方を知りたいので、後半の④⑤が重要になっていきます。
意識的にただ公式に当てはめるだけ、ではなくあなた独自の視点を取り入れられるようにしていきましょう。

yukiyuki

では、この5ステップを例題に当てはめて考えていきたいと思います。

フェルミ推定の例題

A社の一人あたりの売上高はいくらか?

今回はこの例題を解いていきたいと思います。

①前提条件の確認

まずは前提条件の確認です。
曖昧な条件を確認していきましょう。
例えば、A社とは何業界?どんな仕事?売上の単価は?等と言った具合に人によって勘違いが起きやすい項目についてクリアにしていきます。

今回は、下記のように定義しました。(実際は質問等を通してクリアにしていって下さい)

業界=新卒の人材
ビジネスモデル=企業の採用に対して料金が発生
場所=日本

②変数を出す

フェルミ推定では、基本的に”逆算”をして数値を求めていきます。
最終的には、
売上=Y×Z×T×…
という形で四則演算で出せる形を目指します。
コツとしては、答えを目指している数値を◯◯×△△という具合に2つに分解することを繰り返すイメージです。
今回の場合だと、

一人当たりの売上=平均単価×企業数
企業数=新卒の市場規模×シャア率
新卒の市場規模=人材の市場規模×新卒の比率

といった具合に数値を分解していきます。

まとめると、

一人当たりの売上=平均単価×人材の市場規模×新卒の比率×シャア率

といった一つの式にまとまりますよね。

このように変数を出して求めるべき数値を明確にしていきます。

③数値の代入・算出

次に求めた変数に対して、調査によって数値を代入して数値を求めていきます。

人材業界の市場規模1兆円
うち新卒採用の市場規模は、全体の労働の10%のため、1000億円
サービス規模からシェアは1%と予測
人数は50名である

代入をすると、
人材の市場規模(1兆円)×新卒の比率(10%)×シャア率(1%)=A社全体の売上(10億円)
社員は50名なので、10億÷50名=2000万円
よって2000万円が一人あたりの売上だと求めることができます。

独自の+α変数を考える

ここまでの数値はある程度多くの人が出すことができます。
しかし、僕はこれにあなた独自のリサーチ視点を入れてあげるとレベルが上がると思っています。

例えば、新卒人材の市場の中でも、
ダイレクトリクルーティングという市場や、イベント系の会社等いくつか分けることができます。
例えば今回はダイレクトリクルーティングサービスの定義で考えたときにその市場規模を計算して付け加えるという
変数を一つ掘り下げてより詳細な変数を定義できると評価されやすいです。

出題者の気持ちになって考える

最終的には出題者(=企業)に評価をされることが目的です。
例えばよく出題されるコンサルティングファームと投資銀行では行う仕事が違います。
職種が違えば採用のときの要件が違うため、その会社の仕事ではどんなロジカルシンキングが求められているのか?を想像して解答を作っていきましょう。

おすすめの本

今回は簡単にフェルミ推定ができる5ステップを紹介していきまたが、フェルミ推定が出題される企業を受ける場合は本を使って対策をすることをおすすめします。
いくつか僕が薦める本を記載するので良かったら読んで見て下さい。

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!

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