こんにちは。@かとさんです。
今回はOB・OG訪問での質問について解説をしていきたいと思います。
これを読めばOB・OG訪問なんて怖くないという状態を作るべく書いています。
OB訪問の質問の仕方がわかる
自分で質問を組み立てることができる
記事の信頼性/自己紹介
僕は14卒として、絶対内定を出版しているキャリアデザインスクールへ入り、一日10時間くらい自己分析を半年間行いながら、就活のノウハウを徹底的に学びました。
しかし就活に納得できず、休学を選択し、学生団体・休学インターン・ヒッチハイク・アフリカバックパック等様々な経験をした後、就活に再挑戦。
非常に納得した就活ができ、縁あって今は年間10万人が登録する就活サイトのマーケティングの統括をしています。就活の業界等の知見はある程度持っているため、”後悔のない就活”をモットーに質の高い情報を提供出来ればと思っています。
OB・OGに会うまでの準備や、そもそものOB訪問のやり方については別の記事で紹介しているのでそちらを参考にして下さい。
こんにちは。@かとさんです。 今回はOB訪問のやり方について解説をしていきたいと思います。 これを読めばOB訪 …
【OB・OG訪問の質問集】結論:意図なしの質問は時間がもったいない!
OB・OG訪問では、貴重な社会人の時間も使っているし、あなたも一歩踏み出してやるから、有意義なものにしたいですよね。
どんな質問をするかを考えるうえで、完全にテンプレに沿った質問をもっていくのは本当に意味がないです。
ほしいゴールから逆算して質問を考えていないからです。
今日は得たいゴールを定めて、それに応じてあなたなりの質問を選べる状態を目指します。
OB・OG訪問後にどうなっていたいかを考える
OB・OG訪問をしよう!と思ったきっかけが何かあるはずです。
就活をしていく中で何か不足感を感じて、OB・OG訪問に至ったはずです。
それを出していきましょう。
例えば、
会社のHPで会社の雰囲気や仕事内容を見ているけど表面上しかわからない
企業の現場のリアルな感覚を知りたい
周りに社会人がいないから就活の相談をする人がいない
のような感じです。
できる限りそのきっかけを出し切りましょう。
出し切ったあとは、それを解決するために疑問をゴールと結びつけましょう。
会社の表面上しかわからない→自分の中で仕事内容が感覚的にわかる
企業現場のリアルな感覚を知りたい→会社の雰囲気がイメージできる
就活を相談する人がいない→社会人目線が入った自己PRを手に入れる
こんなイメージですね。
ここまでできた状態で質問を考えていきましょう!
OB・OG訪問で使える質問30選
OB訪問のゴールが決まったら、ゴールにあったジャンルの質問例を見つけて参考にしてみて下さい。
今回は、
- 自分・先輩の就活に関する相談
- OB・OGの仕事のこと
- OB・OGの会社に関する情報
- OB・OGの業界に関する情報
の4ジャンルの質問例を紹介します。
就活に関する相談
自分の就活について
ES添削をお願いしたいです
自分のイメージを聞いてみる(第一印象と全体を通して)
先輩の就活について
キャリアステップについてどう考えているか
志望業界は他はどこをみていたか
なぜ今の会社に入社したのですか?
入社後のギャップはありますか?
就活時の軸は何でしたか?
どんな就職活動をしていましたか?
OB・OGの仕事のこと
1日のスケジュール
現在の業務内容はどのようなものですか?
一年間の業務内容の変化はありますか?
仕事でのやりがいと大変な部分を教えてほしいです
今の職種はどんな特徴がありますか?
OB・OGの会社に関する情報
会社の一番良いと思う部分はどこですか?
会社はどんな社風ですか?
会社の中でこれは特徴的だなと思う部分はどこですか?
今の会社にはどんな人は向いていて、どんな人が向いていないと思いますか?
今後会社の中でどのように活躍されていきたいですか?
競合他社は◯◯だと思いますが、他にありますか?競合他社についてどう思っていますか?
業界に関する情報
業界の良い部分・悪い部分を教えて下さい
今後業界はどのように変化していくと思いますか?
質問時の注意一段深堀りをしよう
質問するときには、会話をすることを意識しましょう。
緊張していると、
「仕事は楽しいですか?」→「はい、楽しいです」
のような尋問みたいな質問になりがちです。
「なぜ楽しいと思うのですか?」
「どこが楽しいのですか?」
「逆に楽しくないときもあったのですか?」
のように一つの質問を深堀りするような内容を考えていくようにしましょう。
深く聞くことで本質的な回答を得られ、ネット上に絶対に乗っていない独自の情報を得られたりします。
事前に準備するときに、どんな回答がきそうか?を想像して、深ぼる質問まで用意しておきましょう。
何を知りたいかを相手に伝えよう
緊張して本来の目的を見失ってしまいがち…というタイプの人は、予めOB・OG訪問の目的を最初に伝えてしまいましょう。
「今日は、仕事内容について詳しく知りたいと思っています」と一言最初に言っておくだけで
社会人の人はそれを認識して、それに合わせて回答をしてくれます。
そのため、自分を変に強く見せすぎず、できないことはできないと認め、相手に敬意を持ちつつしっかり頼りましょう。
OB・OG訪問で絶対にNGな質問
〇〇はどうしたらいいですか?という仮説のない質問
冒頭にも少し解説しましたが、意図がない質問は危険です。
ゴールを明確に描いていないと支離滅裂になり、質問を通して得られるものが0になってしまいます。
自己PRをうまくしたいのですがどうしたらいいですか?
内定が出なくて焦っています。どうしたらいいですか?
就活の必勝法を教えて下さい
この質問をしたら相手はどう答えてくれるか?というのを最初に想像をしてから質問を投げかけるようにしましょう。
調べればすぐにでてくる情報を聞く
海外展開はしていますか?
社員数はどのくらいですか?
基本的に社会人は学生よりも時間がありません。
その中で貴重な時間を割いてくれているので、誰でも答えられる質問・調べればすぐに分かる質問は絶対に避けましょう。
事前に会社や仕事、業界の情報を調べて、深い質問をすることでOB・OG訪問の時間を有意義にすることが可能になります。
OBOGに全く関係のないもしくは答えられない質問
(メーカーのOBOGに)テレビ業界をどう思いますか?
◯◯株式会社をどう思いますか?
サービス残業はありますか?
ビジネスの世界は広いですし、社会人は万能ではありません。OBOGと全く異なる仕事の内容や業界情報について聞くことは基本的にやめましょう。
もし聞きたいときは意図を明確に持つことが必要ですね。
また、会社のセンシティブな情報についてはなるべく聞くことを避けましょう。
残業時間や福利厚生、サービス残業等が当てはまります。もちろん学生さんが気になる大切な部分ではあるので、聞いていけないことではありませんが、
初対面でそういった内部情報をどんどん聞かれると気分がよくはなりません。
タイミングと聞き方には注意を払いましょう。
まとめ:事前準備を欠かさずにやろう
今回はOBOG訪問の質問について解説していきました。
色々なテクニック的な部分をいっていきましたが、一番大切なのは相手に対して誠実に、真面目に関わるという部分です。
事前準備を怠らずに、自分なりに試行錯誤をしながらOB・OG訪問を進めていきましょう。