【自己PR】真面目×アルバイトをうまく伝えるポイントと例文

今回は、真面目×アルバイトという切り口で自己PRを考えていきたいと思います。
アルバイトを真面目にやっていました…というだけでは何か物足りないのではないか?大丈夫なのか?と不安になっている人もいるかもしれません。
でも大丈夫!ポイントを押さえて丁寧に伝えていけば部活で全国1位でした!なんて人よりも断然に良い、響くアピールをすることも可能です。
今回は自己PRの組み立て方と実際の例文をもとに伝わる自己PRとは何かをお伝えしていきます!
こんにちは!就活キャリアライブラリー就活2回経験者のyukiです。
実は真面目×アルバイトという自己PRは次の3つのポイントをうまく抑えればしっかり伝えることができます。
それは、

  • キャッチフレーズを使い、真面目という言葉をなるべく使わない
  • プロセスとなぜ行動したのかを徹底的に考える
  • 人柄で魅せる

です。
ポイントを抑えない場合、普通のよくあるアピール内容になってしまって「こんなはずじゃなかったのに…!」
となりかねません。
自分なりにアレンジをして行く前にまずはしっかりとポイントを押さえてアピールして行くようにしましょう。
それでは参ります!

キャッチフレーズを使う

真面目という言葉に一般的に感じるイメージは、
「誠実」
「コツコツ積み上げる」
「堅苦しそう」
「頭かたそう」

等様々あると思います。その中でもイメージを悪く持たれてしまうともったいないです。
真面目という長所は、良いイメージも持たれやすいですが、その裏側にある悪いイメージも同時に持たれやすいです。
そのため、真面目という長所の中でももっと具体的に言うと何なのか?自分だけの言葉で言うと何なのかを考えましょう。
「コツコツと周りに左右されずやりきる真面目さ」
「人に対して誠実に関わることができる真面目さ」

等深く掘ると同じ真面目さでも全然印象が異なってきます。
あなたが持っている真面目さとはどんなものなのか、を考えてキャッチフレーズで伝えるようにしましょう。

プロセスとなぜ行動したかを追求する

アルバイトの経験を語る上で、例えば飲食店のアルバイトでよく耳にするのが、
売上を上げるために努力した経験」
「職場の人間関係を良くした経験」
「お客さんのニーズに気づき、制度やメニューを作った経験」

がほとんどです。つまり、アルバイトでの経験はある程度パターンが決まっていて、
面接官からすると「また同じ内容か」という印象を抱かれてしまいます。

しかし、経験自体は変えることはできません。そのため、
成功するために行った行動は「どんなきっかけで」「どんな気持ちがあって」「どんなことが原動力になって」行動したのか
行動の内容は具体的に何をどのくらい行ったのか、を的確に伝える
ことで”あなたオリジナル”の自己PRを作るよう心がけましょう。

人柄で魅せる

真面目さは、良い印象も悪い印象も与えることができます。
しかし、良い真面目さを言葉以外で伝えることができたら、言葉にも説得力がまし、とても良い影響を与えることができます。
人柄を判断されるのは、スタートから2〜3分までです。ほぼ最初の5秒で決まると言っても良いでしょう。
その間にあなたの人柄を存分に魅せる必要があります。

真面目さをアピールする人は、
「元気がない」
「声が小さい」
「コミュニケーション能力が高くない」

という悪い印象を与えがちです。
真面目な人が普通に面接をしていたら、真面目さがどうしても伝わってしまいます。それは悪い印象も含めてです。
上記のような悪い印象を補うように
「ハキハキと元気をだして」
「話すときは笑顔を忘れない」

等真面目な印象を与える上で悪く伝わってしまう可能性がある項目をなるべくカバーするようにしましょう。

真面目が自己PRとして伝わらないのは、真面目さをアピールしているから!

ここまでポイントを抑えていきましたが、自分の自己PR内容を見返してみると、「あれ、できてるんだけど・・・でもうまく伝えられないんだよね」ということがあるかと思います。
実はその原因は、真面目さを積極的にアピールしてしまっているからなのです。

面接官は真面目さを求めていない?

面接官は、「あなたを入社させるべきか否か」を評価しています。
例えば会社が「真面目な人材がほしい」とほしい人物像を定義した際、その意味は
真面目+結果を出せるという意味になります。
つまり、いくら真面目な人材でも、仕事において結果を出せるイメージが持てないと評価には全く値しないのです。
「真面目」という長所はあくまでも「仕事を行うためのひとつの手段」です。
あなたのアピールは真面目という部分を伝えることが目的になっていませんか?
自己PRにおいて伝えたいことは「真面目という長所を生かして結果を出せる」ということです。
だから行動内容や、なぜ行動ができたのかを伝えることで、「仕事において結果をだせるイメージ」を面接官に伝えていくのです。
目的と手段を勘違いしないようにアピールしていきましょう。

自己PRでアルバイト経験を伝える例文

では最後にアルバイト経験を用いて、自己PRの例文を紹介していきたいと思います。

私の長所は、コツコツと物事を進め続けられるとことです。
私は、飲食店のアルバイトを3年間行っていますが、お店を一番良く知っているということから
お客さんの再来店率を向上させる新企画を任されることがありました。
元々個店だったアルバイト先は、景気が悪くなったりというちょっとした世の中の流れでお客さんがすぐに減ってしまいます。
チェーン店のように名前を知られていて、新規のお客さんにすぐにきてもらえるわけでは決してないため、
再来店率を高めることが重要なのだな、と感じた私は、もう1回くるだけではあまり意味がないと感じ、
お店の「ファン」になってもらうべく、ファンクラブという仕組みに着目して、月額500円を払っておくだけで予約優先等の特別な接客を受けられ、
特別な裏メニューを食べられる、という会員特別プランを用意しました。
最初はとても良いね!といって進めていたのですが、月額料金を払うというハードルが想像以上に高く、最初の3ヶ月間は全く成果が出ずに終わってしまいました。
私はこの企画を成功させたい一心で、細かいメニュー内容変更や、チラシを作る等必要だと思ったことはすべて行いました。
そのおかげもあり、3ヶ月目で初めて会員獲得、今では50名ほどの会員を獲得することができ、お店のひとつの「ウリ」を作ることができました。
良い企画でも行動量が伴わなければ成功するものもしない場面があると思います。
私は仕事においても、行動し続けることを念頭において、必ず結果を出せる営業マンになりたいと思っております。

実際に自己PRを試す

アピール内容を考えた結果をテストする絶好の場があります。
それは逆求人系の就活サイトに登録することです。
逆求人とは、学生がプロフィールを入力することで、企業がそのプロフィールを見てスカウトをしてくれるサービスのことを言います。
今では、ニクリーチやパーソルが行っている就活面談など様々なサービスがあります。
是非今回考えてみたアピール内容を登録して、自分がどのくらい評価されるのか?を試してみてください!
最後まで読んで頂きありがとうございました!