【自己PR】責任感で部活のエピソードを伝える例文

このページを見ている人は責任感を伝えたいけれど、うまく伝えられる自信がない、、という人もいるのではないでしょうか?
今回は、責任感×部活というテーマに絞って”伝え方”自己PRの”組み立て方”についてお伝えしていきます。


こんにちは!就活キャリアライブラリーのyukiです。
自己PRは就活において代表的なもの。だから本などで調べたらこんなふうにアピールしよう!というのは書いてあるもの。
しかし、「実際にどう書いていったらわからない…」という声にお答えし、なるべくシンプルに、アピール内容を「部活」に絞って
具体的にお伝えしていきます。


最終的に、責任感×部活でアピール内容を考える場合は、3つのことに注意を払ってアピールを行いましょう。

  • キャッチフレーズを考える
  • →責任感では物足りない。あなたオリジナルのキャッチフレーズを使うことで他の人との差別化をする

  • プロセスと結果に気を配る
  • →人よりも何倍も行動した、求められている結果よりはるかに上をいったか

  • なぜそれを行うことができたのかを明示する
  • →企業の面接官が知りたいのは、あなたがどのようなことがモチベーションとなって行動できるかを知りたい

しかし、それぞれのステップを確実にクリアしていったとしても最高の自己PRができるとは限りません。
まずはこの記事を読むことで面接官が考えていること、自己PRの組み立て方をマスターしましょう。
それでは内容に入っていきたいと思います。

責任感を言い換えたキャッチフレーズを考える

面接官は、責任感をアピールする学生はとても多いのが現状です。
googleを見てみると。責任感で検索する人は協調性についで2番目なのです。

googleでの長所の検索回数
協調性→1900回
責任感→1000回
真面目→880回
負けず嫌い→590回
行動力→590回
継続力→590回
向上心→590回
笑顔→590回

そのため、面接官はすでに何回も「私の長所は責任感です」という内容は聞いていると考えるのが普通でしょう。
他の学生と差別化をする、よりアピールしたい内容を伝わりやすくする意味でも、「責任感がある」「責任感の強さ」だけではなく、言い換えてキャッチフレーズとして伝えるのが良いでしょう。
責任感→最後までやり通す力
責任感→任された仕事を120%でやる力
責任感→どんなに高い目標でもクリアする愚直さ
あなたなりに言い換えることで他の学生にはない内容になります。
どんなキャッチフレーズが良いか紙に何回も書いてみて、試行錯誤してみましょう。

部活経験でのキャッチフレーズの作り方

では実際にどのようにしてキャッチフレーズを考えていくことが良いのでしょうか。
部活においては、目標に対して行動を細かくきっていったときに、あなたがどこに対して、一番コミットできたのかを考えていきましょう。

項目を出す

例えば、”全国大会出場”などの部活としての目標があると思います。
それに対して、チーム全体として行っていった行為を上げましょう。
日々の練習、居残り練習、チームとのコミュニケーション、などいろいろあると思います。
その中で自分が関わった度合い、行動量を100点満点で書いていきましょう。

日々の練習:70点
居残り練習:40点
チームとのコミュニケーション:90点

という感じです。

行動を書き出し

点数が多いものをひとつ、もしくは2〜3個選んで、具体的にどのような行動をしたのかを書き出しましょう。

日々の練習:メニューを考えた、本を読んでフォームを勉強した、率先して片付けを行った
チームとのコミュニケーション:チームミーティングを企画した、後輩に対して積極的に話しかけた

whyを考える

書き出したあとは、行動量が一番多かったものを責任感として伝える項目とします。
今回の場合だと「日々の練習」となるため、これに対してキャッチフレーズを考えていきますが、その時に羅列した行動についてなぜ行ったのかを書き出しましょう。

メニューを考えた:より効率的に、全員で戦えるために考えた
本を読んでフォームを勉強した:まずは自分が一生懸命やらないと、と思ったため
率先して片付けを行った:実力だけで上下関係が作られることが嫌だった

共通点を見つける

書き出したら、それぞれを俯瞰してみて、共通点を見つけましょう。
今回は、共通点は「チームのために全力を尽くす」とします。もちろん同じ内容でも人それぞれ出てくる共通点は違いますので、自由に選んで問題ありません。
共通点を定めたら、最後にそれを表すキャッチフレーズを考えましょう。
考えた結果、私は、常に何ができるかを考え続ける部分をアピールしたいと思い「目標のために自責を問い続ける力」としました。
このように順を追ってキャッチフレーズを考えていきましょう!

プロセスと結果に気を配る

責任感をアピールしていくときに、面接官は何を求めているか、を考えなければいけません。
面接官が求めている主なものとして、

  • 結果ではなくプロセスで何を考えたかを見ている
  • 結果は100%ではなく、120%達成したかを見ている

ことが挙げられます。

プロセスで何を考えたかを見ている

何かを成功させた経験は、とても大切です。例えば、部活で全国1位になったなどはとても素晴らしい結果です。
しかし、その経験に努力が伴わなかったら全く面接官に響かない内容になってしまいます。
なぜなら、企業が見たいのは「仕事において成功する確率が高いかどうか」のため、努力をしていない=会社で頑張る力がない
とみなされてしまうからです。そのため、結果も重要ですが、あなたが何を考えてどうやって結果に対してコミットしていったかをしっかりとアピールしましょう。
結果は達成するだけではなく120%のものを!
企業が求める達成とは、100%のものよりも、他者を寄せ付けない圧倒的な結果を求めています。
結果が良ければ良いほど、プロセスを説明したときの納得感が高まり、より「責任感が強い!」という印象をつけることができます。
そのため、100%は当たり前、それ以上に結果をだしたもの、をアピール内容に持っていくことをおすすめします。

圧倒的な結果がない…そんなときは?

何かを争うとき、全員が一番になれるわけではないため、もちろん120%の結果がないという場合もあると思います。
そんなときは、練習量や相対的な結果、などの客観的な指標を用いてコミットしたんだ、私にとってとても良い経験をしたんだということを伝えていきましょう。

練習量をアピール→1日8時間の練習を休まず3年間続けた
相対的な結果→5年連続一回戦敗退のチームが、10回勝利し、県大会ベスト8になった

結果などを伝える時は、ほとんどの場合「初めて話す人」です。そのため、客観的に誰でもわかるような指標を用いて、あなたの頑張りを伝えるようにしましょう。

なぜ行動ができたのかを明示する

最後のポイントとして、なぜ行動をできたのかを考えることをお伝えします。
先程も少し書きましたが、企業が面接において見たいのは「仕事において成功する確率が高いかどうか」です。
その判断基準として、「どんなことにモチベーションを感じる人なのか」が重要なもののひとつです。
そのため、圧倒的な行動量を「なぜできたのか」をしっかり伝えることでよりあなたのアピール内容に説得力をつけることができます。
ここは企業が最も興味がある部分なので、丁寧な言葉で、より具体的に話をするようにしましょう。

ここまでで組み立て方、重要なポイントを解説していきました。

ここまでわかった方は最後に例文を書きますので、上記のポイント意識して読んでみてください。
闇雲に例文を読んで正解を探すより、ポイントを意識して読むほうが自分がどのようにアピールすればよいか、ブラッシュアップしていく中でのヒントが出やすいと思います。

部活×責任感をアピールする例文

経験として、私は高校生のときにテニス部で主将を経験したことが挙げられます。
やるからには、初戦敗退を繰り返すチームを「勝てる集団」に変えたいと思い2点の行動を行いました。
1点目が主将として圧倒的な成果を残すこと
2点目が全員が頑張る仕組みを作ること
です。1のために、部活とテニスクラブ計7時間の練習を1日も休まず行いました。。校内戦では3年間150戦無敗を維持しました。とにかく何かをやるときには誰よりも頑張る姿を見せる必要があると感じていたからです・。
2のために、定期会議を新しく作り、各月・週・日の明確な練習目標を決め、効率的に技術を身につけてもらった。
結果として、同校初の大会10連勝をし、県ベスト16まで進むことができました。結果やチームワークは、明確な目標と意識の変革から生まれることを学ぶことができました。
私はなにかを行うときに、自分にできることはなにか、という視点で目標に向かって走る責任感があります。仕事においても、全体の利益とはなにか?組織にとって必要なものはなにか?という視点で常に行動し続けたいと思っています。

私は、最後までやり抜く力が他者より優れていると思っています。
どんなにきつい環境においても状況をポジティブに捉えて試行錯誤して結果を出すことができます。
現在飲食店で3年間アルバイトをしていますが、昨年の秋頃に売上が急激に下がってしまったことがありました。
それを気にシフトが削られ、退職してしまうアルバイトが増えてしまいました。
僕はそういった現状をみて、「寂しさ」を覚え、どうしたらみんなが幸せに働けて、やめずに済む方法を考えました。
結論としては、売上を上げることでシフトを削られることが少なくなり、退職が減り、ひいてはお店のサービス向上にもつながるのではないかと思い、
来店人数前年比80%だったため、まずはお客さんに積極的に話しかけ、客単価を上げ、更には、くじ引きなどのキャンペーンを企画して人数を増やす動きも行いました。
3ヶ月立った頃には、売上は前年比120%を達成することができ、今ではお店のアルバイト全員で飲み会や、休日に遊びにも行くほど仲良く、モチベーション高く働ける職場を作る事ができました。
仕事においても、壁にぶつかってもポジティブにやりきり、結果を出していきたいと思っております。

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それは逆求人系の就活サイトに登録することです。
逆求人とは、学生がプロフィールを入力することで、企業がそのプロフィールを見てスカウトをしてくれるサービスのことを言います。
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