【自己PR】協調性×吹奏楽部のエピソードをアピールする例文

皆さんこんにちは!@yukiです。
今回は就活の面接や書類選考で「協調性」をアピールする中でも、

協調性がよく使われる「吹奏楽部」のエピソードに絞って自己PRの方法を考えていきたいと思います。

自己PRを書き始めたけど、自分の経験をどう書いていけば正解なのかわからない…

こんな悩みを持っている人はぜひ読んでみて下さい。

この記事を書いている人
  • 就活を2回経験&10社選考7社内定を獲得
  • 就活サイトを作っている責任者
  • 多くの企業と学生と触れており双方の視点を熟知

かなり絞った内容になりますが、それぞれのポイントを抑えていけば吹奏楽部以外でも使えますので、是非お役立てください!

 

企業が求める吹奏楽部における協調性の自己PRとは?

そもそも企業が「この学生は協調性があるな!」と判断する指標とは、どのレベルなのでしょうか。


自己PRの内容を考える前に企業が求めている協調性を知ることはとても重要です。知らないで伝えてしまうと相手の期待と全く違う内容を伝えてしまう恐れがあるからです。

吹奏楽部において、企業が求める協調性は、チームで何かひとつのことを成し遂げることにおいて、
全員を巻き込み、結果に対してコミットできたという経験です。


仕事においても、個々の能力よりチームでいかに連携してやれたかが結果にダイレクトに結びつくことは少なくありません。
あなたが協調性を発揮したことでチームがどのように結果に近づくことができたのかをアピールしてより企業が納得する内容に仕上げましょう。

基本的な自己PRの型を抑えよう

自己PRをしていくときに、まずは基本的な型を作って、そこから自分なりにアレンジをしていきましょう。
守破離の考え方から、まずは基本はなにかを意識しながら言いたいことを整理しましょう。

自己PRの流れは基本的に、
結論→経験→課題→対策→結果→第二結論
です。

この流れにそって自己PRを書くようにしましょう。
結論 「私の長所は協調性です。」
経験 「私は高校生のときに吹奏楽部に所属をしていたことでこの能力を身につけることができました。」
課題 「吹奏楽はご存知の通り、全員でひとつの演奏を行います。そのため、全員で協力しあうことが特に必要で、協調性がなくてはならない部活だと思っています。しかし、私の学校では、全員がそれぞれのパートのことで手一杯になっており、全体や後輩の意見を吸い上げられない状態でした。」
対策 「私は、一人ひとりの意見が不満となり文句になっている現状に危機を感じて、全員が意見できるミーティングの場を作りました。」
結果 「最初はなぜ集まるのか?と思う人や、時間がないのになんでと不満を抱く部員が多かったのですが、相手が考えていることがわかることで改善策が出るようになり、何よりもお互いがお互いのことを考えて行動する機会が増えました。他にも施策をいくつか行いましたが、全員が一丸となることで、県大会で金賞を獲得し、関東大会に進むことができました。」
第二結論 「私は、組織において、全員参加・全員が結果を出せる組織作りをしていき貴社に貢献したいと思っております。」
課題と対策を書くときは、特に5W1Hが伝わるように意識をしましょう。
What:仲を深めるミーティングを行った
When:高校生のとき
Where:部活動の中で
Who:部員全員
Why:危機を感じた
How:意見を交換する

吹奏楽部×協調性の自己PR例文

私の長所は協調性です。
私は高校生のときに吹奏楽部に所属をしていたことでこの能力を身につけることができました。
吹奏楽はご存知の通り、全員でひとつの演奏を行います。そのため、全員で協力しあうことが特に必要で、協調性がなくてはならない部活だと思っています。しかし、私の学校では、全員がそれぞれのパートのことで手一杯になっており、全体や後輩の意見を吸い上げられない状態でした。
私は、一人ひとりの意見が不満となり文句になっている現状に危機を感じて、全員が意見できるミーティングの場を作りました。
最初はなぜ集まるのか?と思う人や、時間がないのになんでと不満を抱く部員が多かったのですが、相手が考えていることがわかることで改善策が出るようになり、何よりもお互いがお互いのことを考えて行動する機会が増えました。他にも施策をいくつか行いましたが、全員が一丸となることで、県大会で金賞を獲得し、関東大会に進むことができました。
私は、組織において、全員参加・全員が結果を出せる組織作りをしていき貴社に貢献したいと思っております。

吹奏楽部独自の部分をアピールできるようにしよう

吹奏楽部の特徴として、

  • 全員で同じ行為を行う
  • 比較的通常の部活よりも人数が多い
  • 同じ音楽を演奏するが、それぞれがやっていることは別

という特徴があります。
これは、テニスや陸上などの部活には全くなく、サッカーなどの一人ひとりの個人技が重要視される部活とも違う性質です。
吹奏楽部の協調性のエピソードをアピールするときは、他の部活と比べて、吹奏楽部だからこそある特徴を思い浮かべて、
それを中心にアピール内容を展開するようにしましょう。

自己PRのモデルケースを知識として入れる

自己PRをうまく書く際に、書き方を頭にいれることは大切ですが、具体的なESに触れて、良いESのケースを頭にいれることが大切です。
実際に大手企業の選考に通ったESが掲載されているサービスはあるのですが、僕は就活ノートというサービスを絶対的におすすめします。
なぜおすすめかというと、圧倒的に乗っているESの数が多いです。
ほぼ全業界網羅されているので、まず最初に登録しておく価値はあると思います。
ここに乗っているESを頭に入れることで、これから紹介する書き方についても更に理解を深めることができます。

yukiyuki

登録の項目も1ページで終わりで、少ないので、サクッと登録できます。


実は企業は協調性という長所には興味がないかもしれない

自己PRで協調性という長所をアピールするときに気をつけることは、企業は「どれだけ協調性があるのか」について
興味がない可能性があるということです。
人事は、新卒の学生さんに求めていることはスキルではありません、主体的な価値観や行動力です。
実際に私の周りの人事に聞いてみましたが、
・協調性自体は大事じゃなくてなぜその価値観を大切にしているのかを熱く語ってくると「おー!」と思う(33歳/総務・人事職)
・協調性という長所は後からでも伸ばすことができるが、それが培われたプロセスは後から作ることはできない(28歳/営業職)
という回答をもらいました。協調性を発揮したときの行動や、なぜそのように考えたのかということのほうが重要なのです。

実績よりも、プロセスが大切

部活動をアピールする際に、実績が「全国1位」などのトップを取った経験はわかりやすく伝えやすいですが、企業は結果だけを見ているわけではありません。
プロセスが重要です。企業は入社したときに、結果を出せる学生なのか?という視点で面接など選考を行います。
例え成績が良かったとしても、努力の結果ではなく、運や元々合った才能のおかげでは企業には全く響きません。
入社して、仕事という全く違うフィールドにいったときに結果を出せる確率が低いからです。
そのためプロセスを中心に話題を展開するようにしましょう。
特に吹奏楽部においては、より多くの人や分野(パート)を巻き込みながら結果を出していく必要があるため、
結果を出すまでにどんなことをしていったのかをもう一度整理をしてみると良いでしょう。

行動した結果を添えることを忘れないように

上記と相反することを言っているようですが、プロセスも大切ですが、結果も重要です。
なぜなら、結果が良い=プロセスが良かったという証明になるからです。
つまり、結果が良かったことは、あなたの行動が”正しかった”と証明することができるのです。
協調性は「優しい」という印象を与えることができますが、仕事では協調性を発揮しながらも結果を出さないといけないという使命が待っています。
協調性という長所をアピールするときのデメリットは、「周りを見すぎて行動力がないのではないか?」と思われることがあるため、
結果をしっかりしめすことで人事に「問題ない」ということをアピールするようにしましょう。

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