今回は
ワイルドカードに使われる*が文字列として使われて、そのカウントをしたい…
という場合の方法を解説します!
サンプルデータでも解説していますので、参考にして下さい。
ワイルドカードを無効にはチルダ「~」を使う
ワイルドカード(*)は通常、「○○を含む」の検索やカウントに使われます。
ですが、極稀にワイルドカード自体が文字列内に含まれていて数えなくてはいけない場合があります。
ワイルドカードがあまり良くわかっていない…という人は
ワイルドカードの解説記事を参考にして下さい。
今回は、vlookup関数で文字列を含む等の”あいまい”な検索をしたい、というケースを解説していきます。 複数の条件を使った検索をしたい、という人は別記事を書いてますのでそちらを参照して下さい。 vlookup関数で想定 …
無効にするには、チルダ「~」を使っていきます。
サンプルデータを例にすると、
「*さん」の完全一致を検索したい場合、
=COUNTIF(B2:B4 , “*さん” )
では3という答えになってしまいますが、
(ワイルドカードが有効になり、さんの前にいずれかの文字列を含むものを検索してしまうため)
=COUNTIF( B2:B4 , “~*さん” )
とすると1という答えを得ることができます。
(チルダ「~」を使うとワイルドカードを無効にすることができる)
また、「さん*」のような場合にも
=COUNTIF( B2:B5 , “さん~*” )
とすることで完全一致での検索をすることができます。
更に、、ほぼ使いませんが、ワイルドカードの種類で「?」もありますので、これに対しても
チルダを使うことができます。
結果はチルダを使わなくても同じ結果を得られるので、チルダを使うとワイルドカードを無効にできるんだ、
と理解しておくと良いかなと思います。
=COUNTIF( B8:B10 , “~?さん” )