本質的な就活とは?【経験を踏まえて思ったのは納得感】

最近少し思う所あり、こんなツイートをしてみました。

今日は僕が思う本質的な就活を解説します。
もし就活や仕事、人生で悩んでいる人にとって何か気づきを与えられたらとても嬉しいです。

簡単に僕の就活を解説すると
・就活を2回経験
・1回目は挫折→逃げるように休学
・海外逃亡→インターンシップ
・2回目の就活→内定率70%
・就活サービスの会社に就職
・新卒5年目で40名規模の事業マネージャー職

これをみて成功していると思いましたか?
当時思い描いていたものとは違いますが、僕の中ではうまくいっている方だと思います。
ですが、これは個人的な感覚であって客観的にみてもっと”成功”している人も僕の周りには全然います。

・就職せず起業→会社を売却して2億ゲット→上場企業役員になった後輩
・大手商社に入社→シンガポールで支社長になった同期
・ブログで稼ぎ不労所得で生活している先輩
・ベンチャーに就職→今はフリーランスになって田舎で暮らしている友人

では本質的な意味での就活の成功、はなんでしょうか?
人それぞれ”成功”の定義は違いますが、個人的な経験を通して思う”本質的な就活”を書いてみたいと思います。

結局、納得感をどれだけ本音で持てるか

就活での”成功”は、基本的にすべて主観的なものです。

・安定している大手にはいった
・第一志望に入れた

よくこういったことを言われますが、これは
大手=安定している
第一志望=成功
のような”主観評価”です。

大手にいっても合わないと辞めて結局ベンチャーで働いている人
第一志望に入ったけどブラックだった人
等いくらでもみてきました。

つまり、よくも悪くも思い込みでしかないのです。
となると成功とは何なのか?

それは「納得感」なんだと思います。

究極論ですが、
「即戦力として考えられハードワークな会社」があったときに

スキルをいち早くつけたい人にとっては魅力的だし
プライベートの時間のほうが大切な人にとっては最悪な環境なのです。

幸せなんて人それぞれ違うことが当たり前なので、むしろ一緒なほうが怖いのです。

人それぞれ違うというのを本音で理解して、
自分はこれを選ぶんだ、という納得感こそ本質なんだと思うのです。

周りに刺激され心が揺らいでしまうとき

納得感を持ちたいと思っても実際問題まわりから様々な情報が入ってきて
一度決断をしたとしても簡単に心は揺らいでしまいますよね。

・親から大手に入ったほうが、と心配される
・友達が優良企業に内定した
等など。

その場合は
・揺らがせる人がいない、少ない環境に身を置く
・納得感をブラッシュアップしていく
この2つが大切です。

環境を強制的に変える

人間は環境の生き物です。
環境が変われば性格も志向性も変わっていきます。
もし、自分が今の環境にいたら納得した決断ができない、と思うのであれば環境を変えましょう。

僕の場合、大学の休学を通して、1年間友達と連絡を取らない、と決めていました。
大学には良くも悪くも安定志向の人が多く、僕はそれだと楽しく思えなかったからです。

その分自分が”この人みたいになりたい”と思える人がいるところにいきました。

結果として自分の人生の目標となる人にも出会え、5年以上立った今でもその人を目指して毎日主体的に行動することができています。

いきなり変えられない、という場合はこの人になりたい!という人が書いている本を読むだけでも考え方がインプットされて自分が向かいたい方向を意識しなおすことができます。

結果として今も大学の人たちとは仲良くしていることを考えると、少しの期間環境を変えてもメリットのほうが大きいのだと思います。

納得感をブラッシュアップする時間を作る

もう一つおすすめなのが、自分と対話をする時間を作ることです。
スマホを持って歩いているだけでLINEや電話、他人の話し声等色々な情報が入ってきてしまうので、そこから完全に遮断して自分と対話する時間を作る時間がとても大切です。

強固な納得感を得るには、情報を遮断して自分自身と対話できる時間をつくり、本当にそれがやりたいのか?を考える時間を作りましょう。
僕の場合就活中はほぼ毎日その時間を作ってました。
夜遅い時間のカフェにいって静かにノートに自分のやりたいことやほしいもの、とにかく自分の思考を何回も書きなぐっては本当か?と自問自答を繰り返していました。

今も週に1回はノートに今の心境を書き出すようにしていて、数ヶ月に一回はノートとペンだけででかけて半日くらいかけて自分の方向に対しての納得感を整理する時間をとっています。

具体的にどんな選択をしていくのか?

納得感と納得感を作っていく環境が大切、となった次はさ「具体的にどうやって選んでいくのか?」ですね。
これも様々な就活本がでていて、もちろんとても好きなものもあるのですが、ただテクニック部分だけが抜き取られてしまっているものも多く存在します。
ですが、
「欲×行動」
この2つで完結すると個人的には思っています。

自分の欲を明確にする

何をしていきたいか、に対する納得は絶対に自分の中にしかありません。

就活をしていると「こうでなくてはいけない」という脅迫観念みたいなものが多くできてきます。
もちろんテクニックとしてまわりと合わせる部分も必要ですが、最終的に会社に入って働くのは自分です。
だからその会社に入ってどんな自分になっていきたいのか?つまり「欲」に向き合いましょう。

・コンプレックスを解消したい
・お金もちになりたい
・異性からモテたい

何でも良いのです。
まずは自分の中にある本音の”欲”が何なのかを明確にしていくことが大切です。
面接で使う志望動機や、具体的にやっていくことは後付けで良いのです。
まずは自分自身の何の欲求を満たしたいのか?を明確にすることを最優先にしましょう。

考えた後は行動あるのみ

ここまで向き合い、考えることが大切といってきましたが、
永遠に考え続けても答えはでません。
なぜならその考えも妄想でしかないからです。

もし考えても考えても明確にならないのであれば、今の自分の中に答えはありません。

その場合はなにかを体験しにいきましょう。自分自身の幅を広げるのです。

僕のケースでは完全に瞑想して
社長になりたい、と思っていても本当にそうなのか?が腑に落ちませんでした。

そこで、当時OB訪問という名目で100人の社長に会うプロジェクトを自分で勝手に設定して実行しました。
実際に社長にあっていくなかで自分が「社長」になりたいのではなく、事業を作ること、お金を稼いで自分が好きなことをしたいんだ、と気づくことができました。

自分自身の中に答えはありますが、もし答えが見つからないときは行動に移してみることも大切です。
「実感」にまさる納得感はなかなかありません。

最後に

ここまで僕なりの本質的な就活とは?を少し書いてみました。

最後にお伝えすること、それは、
今完璧に「納得した」ことも簡単に変わる、ということです。

この記事を書いている2020年1月時点ではコロナウィルスの影響で、今までの常識がものすごいスピードで変わっていっています。
目まぐるしく変わる世の中で個人の思考も世の中の状況はおそらくもっとかわっていくでしょう。

だから、まずは自分の中で「これで良い」という納得感を作ることが大切ですが、
もう一つ意識してほしいことが、自分の”今”の納得感で良いということを忘れないでほしいです。

今決めたことは、働いたりする中で変わっても全然良いのです。
また考えて、納得していけば良いのです。

大切なのは、就活に限らず、場面ごとに「納得感」をもって過ごしていくことです。
そうすれば、自分の中で納得するキャリア、人生を送れるのだと僕は思っています。

最後に僕が「好きだ!!」と思った考えさせられる本をいくつか紹介しておきます。
良かったら読んでみて下さい。